美容師として日々ヘアカラーに携わっていても、その「歴史」や「化学的な仕組み」まで深く学ぶ機会は意外と少ないもの。そんな中で開催された「ホーユー ヘアカラー展」は、プロとしての知識を一歩深める絶好の場です。
本展では、ヘアカラーの黎明期から現代に至るまでの技術とトレンドの変遷、そして染毛の化学的なプロセスを、資料や実物展示を通じて丁寧に解説。カラー剤の進化が美容業界に与えた影響を、改めて実感できる内容でした。
今回はその会場の様子をレポートします。
名古屋と東京都世田谷区との共催で行われている企画展。
世田谷区の方に訪問致しました。会場は三軒茶屋のキャロットタワー内の3階。
入場無料で、下記のように自由に出入り可能なコンパクトな空間です。

ヘアカラー年表


昔使われていた染粉の展示もずらり。


時代を感じる看板


昔のトレンドヘアの展示も。
ベッカムヘア、パフィーヘア、紀香ヘア

バブリーヘアや聖子ちゃんカットも。

カラー材の説明とともに、ホーユーさんの様々な商品が紹介されていました。


会場はコンパクトながら、ホーユーの歴史やヘアカラーの進化を深く知ることができる、見応えたっぷりの内容でした。
日々のサロンワークを支える“色”のルーツに触れることで、新たな視点が得られるはずです。
展示は8月11日まで開催中。(名古屋は8月31日まで)
美容師としての引き出しを増やしたい方は、ぜひ足を運んでみてください。